医療の現場で求められる「統率力」

医療の現場で求められる「マネジメント」「リーダーシップ」についてなるべく具体的な事例を交えながら勉強してまとめるブログです。

第3章 フィードバックを利用する

第3章 「フィードバックを利用する」 まとめ

ここで第3章のまとめをしたいと思います。 第3章では「フィードバックを利用する」ことを勉強しました。 フィードバックを与える側の内容が多くなっています。 組織を率いる側になると、メンバー達の成長を促すためにフィードバックをする機会が多くなると思…

第3章 「フィードバックを利用する」 フィードバックを受ける時の心構え

前回はなかなかフィードバックを受け入れてもらえない場合の対応について勉強しました。 今回は、逆にフィードバックを受ける側になった時の心構えについて勉強します。 フィードバックを受ける側になる時に大事なことは、リラックスして傾聴することです。 …

第3章 「フィードバックを利用する」 フィードバックを受け入れてもらえない時は

前回は「I Statement」の形式を使ったフィードバックについて勉強しました。 今回は、もしもフィードバックが相手に受け入れてもらえなかった場合について勉強します。 『Management and Leadership Skills for Medical Faculity』では、「Because I Said So…

第3章 「フィードバックを利用する」 I Statementを使う

前回は上手に褒めることを勉強しました。 今回は「I Statement」について勉強してみたいと思います。 「I Statement」とは、自分自身が見たことや観察したことを自分自身の意見として述べることです。 例えば、 「私が見ている限り、あなたの働きっぷりは素…

第3章 「フィードバックを利用する」 うまく褒める

前回までは「フィードバックにおける自己管理」を学びました。 今回は「強みを見つけること」を勉強してみようと思います。 誰かの欠点や足りないところというのは目につきやすいものです。 失敗を指摘するのは、強みや長所を見つけて認めることよりもずっと…

第3章 「フィードバックを利用する」 怒りに任せたフィードバックをしない

前回はフィードバックをする場面で自由回答式の質問を活用することを勉強しました。 今回は「怒りに任せたフィードバックをしない」ことを勉強します。 怒りに任せたフィードバックはどうしても感情的で乱暴になってしまいますし、相手に対して無礼な態度に…

第3章 「フィードバックを利用する」 自由回答式の質問を活用する

前回は誰かのせいと決めつけをすることの危険性について勉強しました。 今回は自由回答式の質問を活用することについてです。 自由回答式の質問とは、英語で「Open-Ended Questions」であり、開放型の質問と訳しても良いかもしれません。 実は、前回の記事…

第3章 「フィードバックを利用する」 誰かのせいにするのをやめる

前回の記事では思い込み・先入観をなくすことの大切さについて勉強しました。 今回は誰かのせいにするのをやめる、です。 『Management and Leadership Skills for Medical Faculity』では「Avoid Attribution」と記載されています。 直訳すれば「帰属の回避…

第3章 「フィードバックを利用する」 思い込み・先入観をなくす

今回からはフィードバックをする時に求められる「自己管理」について勉強していこうと思います。 今回は思い込み・先入観についてです。 当然ですが、フィードバックをしようと思う相手に対して思い込みや先入観がありすぎると、相手にとって不当な押し付け…

第3章 「フィードバックを利用する」 サンドイッチ・テクニック

前回はフィードバックをする時にタイミングが大切であることを勉強しました。 今回は、サンドイッチ・テクニックについて勉強してみたいと思います。 このブログで主要な参考文献としている『Management and Leadership Skills for Medical Faculity』では、…

第3章 「フィードバックを利用する」 大切なのはタイミング

早速、「フィードバックを利用する」ことについて勉強していこうと思います。 最初に勉強するのは、「フィードバックの与え方」についてです。 「フィードバックの与え方」で最初に何をおいても大切なのはタイミングです。 急いでいると、会話の最初からいき…

第3章 「フィードバックを利用する」 はじめに

今回からは第3章として「フィードバック」を利用することについて勉強したいと思います。 フィードバックと一言で言っても、例えば大学病院の医学部では相手は学生や研修医、後期研修医から他の同僚に至るまで様々です。 また、フィードバックを与える方法…